伊達政宗像、仙台城跡、宮城県護国神社。時短でも巡れる仙台観光スポットでパワーチャージ！

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１年３６５日以上お酒を飲むアラフォー女、冬の宮城旅！

宮城県仙台市観光の名所のひとつ「仙台城跡」と「伊達政宗騎馬像」。広い敷地でゆっくり時間をかけて回るのが本来ですが、他にも行きたいところいっぱい！時間が足りない！ならば、ポイントを押さえて回るのも良し。同エリアのパワースポットとしても人気の「宮城県護國神社」合わせ、1時間前後で巡れるショート観光をご紹介します。

宮城・仙台「仙台城跡」

戦国武将でも人気が高い初代仙台藩主の伊達政宗によって築かれた「仙台城（青葉城）」は宮城県仙台市青葉区に建つ日本100名城のひとつ。

建立後は、地震などによる損害の修復を繰り返しつつ、戦火をみることなく城としての役割を終え、明治維新を迎えます。その後は明治から大正にかけ陸軍用地となり多くの建築物が解体、数少ない遺構なども第二次世界大戦により消失し寅の門の部材が残るのみ。現在「仙台城跡」として公開される「仙台城」は平成15年（2003年）に国史跡に指定されました。

城跡内の散策・見学は無料（展示館などは料金別途）。また、有料駐車場もあります。広い敷地なのでぜひマップをゲットして散策して。

戦没者への慰霊顕彰碑として1902年に建てられた昭忠碑（しょうちゅうひ）。元々は塔の上に設置されていた金鵄（きんし）が、2011年の東日本大震災により落下・破損し現在のように基壇前に配されているそうです。伊達政宗像の脇にあり、こちらも撮影スポットとして人気です。

伊達政宗像の背後に広がる「大広間跡」は仙台城跡の中でも見所のひとつ。本丸の中心的な建物として1610年に完成した約430畳もの広さを誇り、藩主が座る「上段の間」や天皇、将軍が使う間などそれぞれに名前が付けられた全14つの部屋が配されていました。発掘調査で詳細が分かるって本当、すごい技術やね。なお、設置されるQRコードを読み込むとVRで再現される大広間を見ることもできますよ。

本丸北壁の石垣モデルでは、発掘調査により確認された三時期に渡る石垣の変遷を垣間見ることができます。

まさにヒーロー！仙台市街を見守る伊達政宗騎馬像

伊達政宗像と聞いてイメージするところのこちら！現在のものは仙台城跡の騎馬像として2代目、政宗公の像としては3代目にあたり、昭和39年に設置されたそう。台座を含めた高さは約9.2メートルで、画像を見たり想像していたよりも迫力があります。また、台座には4枚のレリーフで政宗公の生涯が描かれています。

愛馬にまたがり仙台市街を見守る様はまさにヒーロー感！個人的に、歴史上人物の像としては高知の荒波をバックに立ち構える坂本龍馬様がイチオシだけど、伊達政宗様もなかなかステキね♪（笑）

この騎馬像がある公園は24時間解放されているので、朝日から青空、夕日、そしてライトアップと共に政宗様を拝見するのもよろしいかと。

仙台城見聞館

「仙台城見聞館」は仙台城本丸跡に平成18年に作られたガイダンス施設で、仙台城跡の見どころをわかりやすく学ぶことができます。平成26年度には館内改装、平成27年2月にリニューアルオープンした比較的新しいものです。入場無料。

上段の間の床の一部を原寸大で再現。華麗なる障壁画も見もの。

発掘された美しい遺物の数々。

模型で再現されたお城の風景、小さなボックスを覗くと元の姿が浮かび上がる！？心を研ぎ澄ませじっくり覗いてみて、「おおっ！」となります（笑）

大広間の50分の1の模型、仙台城発掘などの上映はあいにく休止中でした。

仙台城跡からのぞむ街並み

騎馬像が立ち広がる大広間跡からは仙台の街並みを一望。お天気が良ければ遠く太平洋まで望めるそうな。

明治元年の街並みとも見比べてみて。

本丸詰門跡に一礼し城跡を後に。なお、先にゲットしたパンフレットでも仙台城の様や歴史をザックリと学ぶことができるので、ガッツリ回る人もサク巡りの人もやはりゲットすべしです。

宮城県護國神社は赤が映えるパワースポット

「宮城県護國神社」は、仙台城本丸跡に創建された神社で、明治維新以後の宮城県に関係する戦死・戦没者の御霊56,000余柱が祀られています。

主に家内安全、安全祈願、商売繁盛、病気治癒などにご利益があるとされ、初詣や七五三などでも賑わいを見せます。また、仙台城を失った後に『仙台の街が栄えるように』と伊達政宗が市内6つの神社に結界をはったうちのひとつで、パワースポットとしても人気だそうです。

鳥居の左手にある立派な手水舎で清めてから失礼致します。

赤が映える艶やかな拝殿・本殿。

「天皇皇后両陛下御製碑」と、異国で戦い一滴の水も飲めず亡くなった郷土出身の御祭神に、青森城本丸の地中から組み上げた水を捧げるため造られた「鎮魂の泉」。石組は宮城の山河をモチーフとされています。

おみくじに絵馬、そしてお守りも種類豊富。やはりの伊達政宗公にちなんだものが多く、自分用にはもちろんお土産にもピッタリ。

また、小ぶりなひょうたんが多数吊るされるのも見所のひとつ。古くからひょうたんは悪いものを封じ込め様々な災いから身を守るとされていて、厄難消除御守を購入すると付いてくるひょうたんに名前と年齢を書き、体の中の悪いものを出すようひょうたんの中に息を吹き入れ、ここに納めていくと平穏無事・無病息災で過ごせるのだそうです。

いろんなお守りが気になりつつ、40歳になりますます健康が不安な私は、心身健康御守を頂戴して帰りました（笑）

VR体験もできる資料館とお土産処

伊達政宗の一生をはじめ、伊達家や仙台藩、仙台城に関する資料、模型などの展示を見て聞いて学ぶことができる施設。また、お城や建物が実物として残っていないことを逆手に取り、『バーチャル仙台〜よみがえる仙台城・城下町』では建物や街並みなどをCG画像で見ることもできます。（入館料、仙台城VRゴー体験料有料。詳細は関連ページでご確認ください。）

お隣にはお土産ショップ、同敷地内にはフードコートがあり仙台といえばの牛タンやずんだ餅、はらこめし、スナックフードなども楽しめます。（訪問時はお休み中でした）

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