人気観光スポット「地獄めぐり」で自然の神秘とソフトクリーム。＠大分別府

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１年３６５日以上お酒を飲むアラフォー女、大分・別府温泉旅。

日本屈指の温泉郷とも言える大分・別府温泉観光で一度は行きたい人気スポット「地獄めぐり」。原因が解明されているもの、未だ謎なものなどさまざまな自然の神秘を目と肌で感じ楽しむことができます。全部で7つある地獄池、全て回るのも良し、時間がなければココがオスススメ！も踏まえご紹介します。旅のお供のソフトクリームもお忘れなく！

大分・別府「地獄めぐり」とは

大分県別府にある「地獄めぐり」は、自然に湧き出す源泉を間近に見て感じることができる人気観光スポット。1000年以上も前から噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことから「地獄」と称され、その自然の神秘を体感しようと日本人のみならず外国人観光客も多く訪れます。

「地獄めぐり」には全7つの地獄があり、料金はそれぞれ400円。「ここだけ行きたい！」「こことあそこだけ！」と決まっている場合は各所で支払うのも良いけど、全部めぐるなら共通観覧券が俄然お得。大人（高校生以上）2,000円、小人（小・中学生）1,000円。なおこの共通券はどの地獄でも購入が可能です。

そして各地獄は全てが徒歩圏内に収まっているわけではないので、車やバス、シェアサイクルなどでの移動手段があるので自分に合ったものをチョイスしてくださいね。私たちは共通券を購入し、マイカーでそれぞれを移動しました。では、いざ地獄へ！

1.鬼石坊主地獄

熱泥がボコボコと球状をなし沸騰する様が、坊主頭に似ていることに由来し付けられた名称。

うん。絶えずボコボコし続けてます。大きな坊主頭やな～

傍にある「鬼の高鼾（いびき）」。岩の中からシューッシューッ！ゴゴーッ！と激しい音を立てながら蒸気があがります。鬼のいびきはこんななんでしょうか、一緒に寝たくないねｗ

各所を巡るたびにハンコを押してスタンプラリーで思い出作りにも。

あちこち巡って疲れた足を癒してくれる足湯もあって寛げます。ここ以外にもいくつかあるので、脱ぎやすい靴や靴下で行くと良きです。その他、ここ「鬼石坊主地獄」には大浴場や貸切風呂もあるそうです（料金別途）。

2.海地獄

「地獄めぐり」の中でも最大且つメインとなる「海地獄」は、立看板に記される通り、国指定名勝にも選定されています。

庭園のようにきちんと整備されていてお散歩も楽しめちゃう。

そしてそして。神秘的で美しいコバルトブルー！ほんと、海みたい！

思わず飛び込みたくなってしまうけど、摂氏98度もあるそうです。死んじゃう！（笑）

地獄を見下ろす山手にある「白龍稲荷大神」は、家内安全・商売繁盛・交通安全のご利益あり。また同じくくつろぎの足湯あり。その他、海地獄の温泉熱を利用し室内を温めている温室では、スイレンや大鬼蓮などの熱帯性植物などを楽しむことができたり、オリジナルなグルメが味わえるカフェ、お土産処など施設も充実しているので、ゆっくり時間をとってめぐりたい地獄になっています。

3.かまど地獄

先の「海地獄」同様、98度の温泉が湧き出る「かまど地獄」。古来より竈門八幡宮の大祭の際に地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来となっているそう。そんな「かまど地獄」では1丁目から6丁目まで様々な湯の池を回ることができます。

1丁目：地下にある岩盤が、地熱によってできた粘っこい様々な種類の粘土がとけだした茶褐色が特徴の熱泥地獄

2丁目：「かまど地獄」のシンボルであるかまどの鬼が出迎えてくれます。

かまど地獄の不思議とやらを体験してみたけど、よく分からなかったｗ

3丁目：コバルトブルーが美しい地獄地獄というよりも天国に見えるけど（笑）70年前後もの年月をかけ出来たものと推定されるそうです。70年かあ、両親が生まれた頃やなあ。

4丁目：1丁目同じく茶褐色が特徴の熱泥地獄。うっかり入り込んでしまったら地下に吸い込まれそうね。

5丁目：年に数回、ある日突然色が変わるという池！原因もわからないって不思議過ぎる！

6丁目：1丁目、4丁目同じくの熱泥地獄だけど、以前は灰色だったものが年々色の変化をとげ現在の色になったのだそう。

「地獄」に対し「極楽1丁目〜4丁目」なるものもあり、岩盤浴、手足のスチーム湯、飲む温泉、砂むし足湯などもあります。旅の疲れも癒されるね。

フード屋台もあって、おまんじゅうやプリン、温泉卵など様々なグルメが楽しめます。ココが一番賑わっている（笑）

4.鬼山地獄

そのまんま、「鬼山」という地名に由来し付けられた名称。昭和23年からここに座っている（腰掛けている）という全然怖くない鬼がお出迎え！（笑）

ぐつぐつ感すごい～っ！

蒸気の熱さもすごい～っ！全身でスチーム温泉気分♪

そして「鬼山地獄」は、別名「ワニ地獄」とも呼ばれていて、大正12年に日本で初めて温泉熱を利用してワニの飼育を始められて以来、現在では約80頭ものワニが飼育されています。

見るだけでなくワニの餌付け体験もできるそうですよ（現在は不定期に実施）。

5.白池地獄

旅館だかの庭園風な中にある「白池」。国指定名勝に選定されています。

青みを帯びた白色の池は、噴出時は透明なお湯が池に落ちた際に温度と圧力の低下によって青白く変化するからなのだそう。

これまでの地獄に比べとてもとても落ち着いていて、のんびり眺めることができる。歩きながらゆったり温泉を感じるってスポットかな。

また、温泉熱を利用した熱帯魚館や県指定重要文化財の美術品が展示される「二豊南画堂」等もあります。

7.龍巻地獄

別府市の天然記念物にも指定される『間欠泉』（一定間隔で熱湯と噴気を噴出する温泉）がある「龍巻地獄」。

休止期間30～40分と記載されているけど、いつ噴射されるか分からないので、みんなボケーッと待ってます。

いざ噴射されるとみんなカメラやビデオをかまえて撮影。地味に「わ～っ」とか「お～っ」が聞こえるのがオモシロイ（笑）なかなか豪快でした。

ソフトクリームめぐりにお饅頭と地ビールと。

「地獄めぐり」ではグルメ、とりわけ大好きなソフトクリームも色々楽しみました！

🍦赤鬼ソフト：「かまど地獄」にて。唐辛子とシナモンのおもしろい組み合わせ！バニラの甘い後に唐辛子の辛さがじわじわ～っ！シナモンもピリリッと感じられて美味しい！クセになる！

🍦美肌ソフトクリーム：スタートの「鬼石坊主地獄」付近にて。ヨーグルトなのでヘルシー？さっぱりしていて美味しかった～

🍦もろみソフト（ミニサイズ）：「白池地獄」付近にて。醤油ソフトとか味噌ソフトに似てるかな。甘みの後にほんのり旨塩っぱさみたいなのが感じられて。でもポスターに書かれているとおり、後口は意外とさっぱりなの！これなら普通サイズにしてもよかったな〜

🍦ジェラート：ラスト「龍巻地獄」にて。そして目の前にあった酒屋さんで地ビールも。

極楽まんじゅう：昭和29年から販売されているという「海地獄」名物のおまんじゅうも。天然温泉の高熱噴気を利用して蒸し上げられているそう。コロンコロンッとちっちゃなおまんじゅうだけど、結構皮がしっかりしててお腹に溜まります（笑）ちょっと食べてお持ち帰りしました。

おわりに。

自然の神秘をとくと体感、堪能しました！まぁ「温泉」というものは浸かるのが一番良いけど（元も子もないｗ）、様々に違う表情を見せ、そのうちのいくつかは原因が解明されていないという不思議さは貴重な体験でした。

全部を車でざっと回って2時間ほど、あらかじめ回る順番を決めていくのが吉。前述通り足湯もあるので入りたい場合は着脱しやすい靴＆靴下でどうぞ。

「地獄めぐり」はまあまあ歩いて疲れも出るので（笑）巡った後はやっぱり温泉に浸かって美味しいご飯食べてパタンキューしたいよね。大分・別府旅でお世話になった「和の宿夢月」さんは、この地獄めぐり観光にもってこいの立地で超オススメです。ぜひ合わせてスケジューリングして！

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